都道府県別「おかず」編纂事業(2009年度〜)

創業以来、神奈川県や横浜市および関連団体との仕事を

中心にしてきましたが、その間に蓄積したデータとネット

ワークを生かした開港舎オリジナルの出版事業として

「おかず」編纂事業をスタートさせました。

核家族化、コンビニ、ファストフード・・・食の伝承が

途絶えつつあるなか、大正・昭和初めのひとたちが身に

つけている食の知恵「ふるさとのおかず」を記録して

おくことの必要性を実感し、この本を企画しました。

自然環境を孫子に受け継ぐことが重要なのと同じように

ふるさとの食を伝承するのは私たちの義務だと思うからです。

「食育」「地産地消」はアイデンティティーを失いつつある

現代日本人への警鐘なのかもしれません。

親を殺めたり子を捨てたり、理由もなく命を奪うという凍てついた

現代社会の中で、心をほぐし命の尊さを小さい子らに思い至ら

せる機会、それが家庭の食卓ではないでしょうか。

家族で食卓を囲み、団欒することが温かい人間関係を作っていく

のだと思います。食は生活の中心であり、人間関係の基本です。

さらに食材を作る環境(田畑・里山・川・海)を通して、自分たちの

暮らす自然環境の認識を深めることができます。

この本を、それぞれの家庭で「あたりまえの食生活」を取り戻す

「手引書」として、また若いお母さんたちにふるさとの味を伝承する

「おばあちゃん」として、手元に置いて欲しいと願っています。




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